こんな占い師は廃業しろ!! いかがわしさ満点の…
突然ですがヨモギは占いが嫌いです。
強制的に聞かせてくる迷惑な占い
目覚ましテレビを見ていると、見たくもないのに占いカウントダウンが始まる。あえて画面を見ないようにしてやり過ごそうとしていると・・・
「12位はごめんなさい、蠍座です。」
あえて読み上げるな!!!(-_-メ)
12星座のうち1位、12位、とその間のいくつかの星座の占い結果を読上げる女性キャスター。ウザイです。
読まないでくれたら聞かなくて済んだのに。
そして残念な星座の皆さんへ励ましのメッセージ。
「でも大丈夫!ツキを回復させるラッキーアイテムはマーボー豆腐です。」
私はマーボー豆腐が嫌いだ。
「最近喧嘩した人」など、人物までもツキを回復するアイテムとして紹介してくる。
アホか。そんな事でツキを回復できるなら、みんながラッキーアイテムで危険回避して、世の中超平和や。
そういう適当なのが本当に嫌。
全国の蠍座の皆さんが皆んなアンラッキーに見舞われるのか?そんな訳ないわ。
ピュアだった頃もある
そんなヨモギだか、占いを信じて雑誌の裏の星座占いを楽しみにしていた時期もある。
「来月、蠍座は交通事故に注意」
高校時代チャリ通(自転車通学。地方用語じゃないよね?!)をしていたヨモギ。
占い通りまんまと交通事故にあったのだ!!
交差点で横断歩道を自転車で渡っていたところ、左折する車に轢かれた。
まぁ、当てられた程度だか… 倒れてメガネのレンズに傷が付いた。
占いって当たるんや!!
高校生のヨモギは事故るという痛い出来事にあったにもかかわらず、占いが当たったことにとても感動を覚えた。
しかし・・・
大人になり、すっかり疑り深くなった私。
占い師=人の話を聞き、人の心理を突いたアドバイスをする人。心理カウンセラー
今では、私にとって占い師はそんなカテゴリの人だった。なのでお金を払ってまで行く人が理解できなかった。
いかがわしい占い師との出会い
ある日突然、友達M子が3年付き合った彼氏に振られたと言うので、慰めるために一緒に出かけた。
「耐えられない、どうしていいかわからない。」
と泣いているM子。可哀想に…( ;∀;)
M子「今から行きたいところがあるんだけど、一緒に来くれない?」
M子に連れられて行ったのは。
M子曰く、当たると評判の占い師のところ。大阪の母?などと呼ばれ、人気も結構あるらしい。
まぁ、M子がカウンセリング(占い)で元気になるならいいか。
一緒に占い師の館(雑居ビルの一部屋)へ入る。M子の占いの間、私にも横で聞いておいて欲しいと言うから、一緒に占い師の向かいへ座った。
梅田の母は姓名判断を使うらしく、M子に名前を書かせ、いろいろとアドバイスしていた。
M子は「当たってるー!凄い、そうなんです!」と涙目になりながら話を聞いている。
M子…それな、同じ歳くらい女性が一般的に持つ悩みを、少しぼやかしながら並べてるだけやで( ´_ゝ`) で、それに対してあんたが自分から答えを母に提供しているよ。
結局、M子は彼氏と別れたことは新たな幸せに進む第一歩である。というありがたい言葉をもらい、少しポジティブになっていた。
なんて単純な…( ´△`)
とばっちりを受ける
M子「ヨモギもやってもらいなよ!本当に当たるよ!!」
梅田の母の前でそんな事言うなよ!!断りにくいやないかい!!( ̄Д ̄)ノ
ヨモギ「いやいやいや~、お金ないし」
M子「私が出してあげるからね!付き合ってくれたお礼!!」
いらんし!そんなお礼いらん!! 友達の心情に気づけよ!!!
M子は諦めない(-ω-;)
結局、友達奢ってもらうのもおかしいし、自分でお金を払うことに(¬_¬)ナンデヤネン
2000円ぐらいやったかな?
しぶしぶ心理カウンセリングを受けることになった。
名前を書く。
梅田の母は私の名前を見るや否や「あんた危ないよ。」と言った。
梅田の母曰く、私の名前は非常に運が悪いらしい。で、遠くない将来、死に至る病で人生を終えるらしい。かつて白血病で亡くなった芸能人(本田美奈子さん)と同じ相だという。Σ(゚Д゚;エーッ!
占いを信じてない私でも、そんなこと言われたら気にはするやん。
ヨモギ「ど、どうしたら良いのですか?」
梅田の母「改名する事だね。名前を変える事で運命は変えられる。」
ヨモギ「改名ですか…」
梅田の母「私がいい名前考えてあげるよ。あんたの運命を変え、幸せになれる最高の名前をね。」
梅田の母「3万円で。」
はーい。この人いかがわしいです!(^o^)丿
占い師が人を死ぬとか脅していいのか??
親が子供に幸せになりますように、と願って付けた名前に他人のあんたがケチをつけるなー(# ゚Д゚)
もちろん改名はお断りした。
M子「私、ヨモギちゃんと同じ名前の友達がいてね、彼女もここで改名して人生変わったんだよ。だからヨモギちゃんも診てもらって欲しかってん~」
無邪気に話すM子… ピユァなのか、アホなのか(。-_-。)
しかし、これで終わりではなかった!?
ある日知らない電話番号から電話が。
もしもし…?
???「ヨモギさん、お元気ですか?」
誰や?
???「梅田の母です。」
何で電話してくんねんーーー!!!!( ̄Д ̄)ノ
ヨモギ「何のご用でしょうか?」
大阪の母「あんたのことが心配やったのよ。何も悪いことは起きてないかい?」
ヨモギ「全然問題なしです。」
大阪の母「早く名前を変えないと、大変なことになるよ。」
ヨモギ「大丈夫です。間に合ってます。」
終話
もうね、こんなの嫌がらせやん。信じてなくても「死ぬよ」とか言われていい気はしない。脅して改名料取ってやろうなんてセコ奴や。
そんなこんなで占い師が全く信じられなくなったヨモギなのです。
あれから10年以上経ったけど、ピンピンしてますよーだ( ̄∇ ̄)